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    覆面プロレスラー大分県議会で覆面を脱ぐ

     この決断(議会では覆面を脱ぐ)は潔い。絶対に脱ぎたくなかったんだろうけど、議員として議会に出られなかったら選挙で自分を選んでくれた人たちの期待を裏切る。やむにやまれない選択だったと思われる。大分の県民性を象徴する所作として後世に語り継がれるであろう。

     ・・・しかし、果たして、そうなんだろうか。

     大分県は九州の福岡県と宮崎県の間に位置し、豊後水道を隔てて四国の愛媛県を望む、温暖で災害の少ないところである。「おんせん県」騒動を見てもわかるように温泉が多く、自然エネルギー自給率は全国トップ(地熱発電)。特産物は椎茸とカボスがよく知られている。「関サバ」「関アジ」も有名。

     大分の映画は昨年「綱ひいちゃった」を見たが、思いのほか面白くて、また感動した。
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     覆面レスラー議員の行動について考えるとき、村山(大分県出身)政権下の日本社会党の所作を思い起こす。

    社会党は政権入りというエサに飛びつき、それまでの信念を投げ捨てて、「原発許容派」に寝返り、「厚生年金保険支給開始年齢延長」を決したのである。
    そのふたつの愚行でいま、社民党は、東北の農業・漁業を苦しめる事態を前に、なにもできないでいる。また団塊世代の「老後」を責めさいなむ「仕事もない、支給開始年齢前の年金は実際ないにも等しい」実態を見て見ぬ振りをせざるをえない。

     だから、覆面レスラーの県議会議員には申し訳ないが、「信念は曲げるべきではない」と言いたい。
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