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     映画『綱引いちゃった』予想外の素晴らしさでした

     あまり期待はしてませんでした。涙ありのコメディー程度にしか、考えてなかったのです。でも、ブログで「予告編見ておもしろそうだった」と書いてしまったので、仕方なく見に行った、というのが本当のところです。

     ところが・・・素晴らしかったです!ものすごく感動しました。いやもう、終わった後、涙目を隠すのに大変で、しばらく映画館のあるビルのゲームセンターみたいなところで、妻とゲームをやってすごしました。

     ネタ晴らし、やりたいです(笑)

     しかし、ここはぐっとこらえて、ドラマの展開には触れません。井上真央さんが主演で綱引きのチームリーダ、そのお母さん役でチームの一員でもあるのが松坂慶子で、えっと風間杜夫さんが市長で、コーチ役の玉山鉄二さんに張り飛ばされるのです。それ以上はしゃべりません(笑)

     「綱引き」という競技は、かつてオリンピックの公式種目でもあったんですね。私はスポーツとしての「綱引き」より、社会心理学の中でよく話題に出されるいろんな現象に興味がありました。

     たとえば1チーム8人で綱引きをやった場合、総合的に1人ひとりの出せる力の8倍の力は出ない。実際の実験では、8人だと、個人の力のトータルの50%の力も出せない。

     なぜ、8人ではトータルで8倍の力が出せないのかというと、「社会的手抜き」といわれる現象が起きる。人は誰も見ていないところでは、手抜きをやってしまう。それで、対応策として、1人ひとりにその出している力を評価できるようにしてやると、総合力は8倍に近い力になりうるとのこと。

     「綱引いちゃった」という映画の中では、信頼し合える8人が力を合わせると8倍以上の力が出せる、といった場面が出てきます。8人に、トータルで8倍以上の力を出せる力を与える、それが信頼の「絆」だ。綱引きとは、その「絆」を懸命にみんなで力を合わせて引っ張るスポーツなんだ。いやそんな難しいことは映画の中ではなにも言ってないのです。笑わせるし、感動させる。ぜひ、映画館に行きましょう!
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