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    日本の詩歌 7 (中公文庫 H 2-7)

    日本の詩歌 7 (中公文庫 H 2-7)

     前の記事の詩の影響を受けたのは谷川俊太郎詩集「六十二のソネット」の中の「ソネット50」で、最初にこの詩を読んだのは日本の詩歌 7 (中公文庫 H 2-7)だ。この本は一旦絶版となったものの、詩の愛読者たちの強い要望を受けて再販された。
    (引用ここから)

     存在の持つ静寂は時に
     無のもつそれにもましてかすかだ
     だが近づくと
     かれらのひそかな身ぶりがあらわになる

    (引用ここまで)日本の詩歌 7 (中公文庫 H 2-7)
     
     詩人の、「存在」をみつめる丁寧で真摯なまなざしがすばらしい。
     この本には津村信夫・伊藤整・井上靖などのいわゆる現代詩以前の詩人から那珂太郎・吉岡実にいたる「現代詩」のほとんどすべての詩人たちの代表作と、女流詩人たちの詩が収められている。下部には各詩作品に対する鑑賞・解説もあり、詩の入門書としても最適だ。

     今回は当ブログ特殊技術を用いて、他のブログサイトも含め文芸系の方々を当ブログにお招きしている。しかし、文芸系でない方々にも、ブログが文章を主体とするメディアである以上、参考にされるといいと思う。

     特殊技術:twitterで勧誘(笑)
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