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    何のための節電か。人殺し節電などあってはならない。

    節電ブーム?

    節電に対する関心が高まっている理由

    (1) 経過としては、昨年の福島原発事故により夏のピーク時電力不足が生じ、計画停電が実施された。今後とも電力不足が当面続くと見られるため、ピーク電力を抑制するために夏場の電力節減が必要である。

    (2) 消費税増税案が衆議院を通過したため、出費抑制が必要となると感じられ、また電気代がこのままだと9月にも値上げとなるため、節電による節約がより必要と感じられるようになった。

     ピーク電力を抑制するために節電することに関しては、ピーク時間帯だけのことなので、電力会社のほうで、夜間に蓄積した電力をピークに供給すればいいだけの話で、そのための準備を1年間、電力会社側が本当に努力してきたかが問われなければならない。

     節約のための節電に関しては、こんなことも起きている。

     あるお年寄り(86才・女性)が老人のための公共施設に行って留守の間に、鬼嫁が、年寄りの部屋のクーラーの電源(天井近くの壁にとりつけてある)のコンセントからプラグを抜いた。鬼嫁にさえ椅子の上に立たなければ差し込むことのできない高さなので、腰の曲がったお年寄りにはどうしようもないことだ。熱中症のような症状で部屋に倒れていた老女を、近所の人が見つけて水を飲ませたりして助けてあげた。

     鬼嫁に「なんでそんなことをするの」と問いただしたら「節電のため」と言って当然のような顔をしたという。

     それは「節電」ではなく、人殺しでしょ。

     どうやら、「節電殺人110番」が必要なようだ。命を奪う節電など、あってはならない。
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